[PerfmonBar]タスクバーに通信速度/CPU/メモリ使用率を表示!設定と使い方も

最近ブラウザの読み込みが遅いけど、ちゃんと通信できてるのかなぁ。

ファイル操作が重いときもあるし、CPUが追いついていなかったり、メモリがカツカツになってたりしないかな。

リアルタイムで確認できるソフトとかあったら良いんだけどな。

なんて思ったことはありませんか?私はずっと思っていました。

読み込みが遅いときって、サイトが重いのか、そもそも通信出来てないのかが分からないですよね。

原因が分からずイライラするのは、精神衛生上とても良くありません。

タスクマネージャーを開けば確認できますが、別の作業をしている時にわざわざ開くのも面倒ですよね。

ということで、タスクバーにリアルタイムで通信速度やCPU使用率、メモリ使用率等の数値を表示しておけるフリーソフトを使用しているのでご紹介します。

windows10のタスクバーにcpu使用率などを表示するソフト

どのように表示されるかは、タイトル下の画像の通りです。早速インストールしてみましょう。

ダウンロード先はこちら(GitHub)

こんなページに飛ぶと思います。

下線を引いてある、最新版のAssets下にある、exeファイルをダウンロードしてインストールしましょう。

Windows10での使い方。初期設定がちょっとわかりにくい。

インストールしたら、画面最下部のタスクバー上の何も無いところで右クリック。

このような表示がされるはずです。

もしこの時、下線部の「タスクバーを固定する」の左側にチェックが入っていたら、クリックして外して下さい。

そうしたらもう一度タスクバーの何も無いところで右クリック。

ツールバーにカーソルを合わせ、隣に表示されたリストから、「Performance Monitor Toolbar」を選択して下さい。



これで、タスクバーにCPU使用率やメモリ使用率がリアルタイムに表示されているはずです。



ただ、これだけでは通信速度を表示出来ていない(表示されるけどずっと0のまま)と思います。
設定を少しいじりましょう。

タスクバーに表示されたPerfmonbarの部分を右クリック。
するとこのような画面になります。

線の引いてある「Edit Configuration」の部分をクリックして下さい。
そうするとファイルが開けると思います。

こんな画面↓になります。(設定をいじった後なので、ちょっと内容は違います。)
説明のために線を引きました。

ざっくり説明すると、まず、赤い下線が引いてあるところ。CPUとRAMと書いてありますが、ここでCPUとメモリの表示設定をしています。

そして、その下の青い下線が引いてあるところ。

この部分で通信速度の表示設定がされているんですが、設定を変えないとちゃんと表示されません。

黄色い蛍光ペンの引いてあるところは、これから追記する部分です。

では設定していきましょう。

まず、初期設定の通信速度の表示を無効化します。メモ帳で開いた自分のファイルの、先程の青い下線と同じ部分を探して下さい。

拡大したのがこちら。

無効化するために、赤い下線の部分、「<!–」と「–>」を、それぞれ2行の頭とお尻に追加してあげましょう。これで表示を無効化出来ました。

次に正しい設定を追加していきましょう。追記するにあたり1つだけ調べておくことがあるので、先にやっておきます。

まず、タスクバーの一番左のWindowsマークを右クリックして下さい。

こんな状態になるので、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択して下さい。

黒い画面が開いたら、以下のtypeperfから始まるコマンドを入力して実行してください。(コピーペーストでOK)

# C:\WINDOWS\system32> の後に以下を貼り付けて実行
typeperf -qx|find "\Network Interface" |find "\Bytes" |findstr "Sent/sec Received/sec"

実行すると、何か表示されると思います。私の場合はこんな感じです。

\Networkから始まる4行が表示されました。

ノートパソコンなので、有線LANと無線LANの設定があります。それぞれ、受信と送信で2つずつ、計4行表示されています。

今回は無線LANの通信速度を表示したいので、「Wirelessなんとか」と書いてある方を使うことにします。(赤い下線の2行)

2行にそれぞれ、受信の設定の「Received」、送信の設定の「Sent」と言う文字が含まれていることを確認してください。

今表示された2行を、それぞれ先程メモ帳で開いたファイルの「<counter」で始まる4行目の後に以下の黄色い部分のように追記しましょう。

「・・・value=”〇〇”」の〇〇の部分に先程黒い画面で表示された2行を入れればOKです。

コピペ用に私の設定を文字で貼っておきます。(自分の表示された内容に置き換えて下さいね)

<counter name="netrece" value="\Network Interface(Intel[R] Dual Band Wireless-N 7265)\Bytes Received/sec"/>
<counter name="netsent" value="\Network Interface(Intel[R] Dual Band Wireless-N 7265)\Bytes Sent/sec"/>

ここが間違っていると、通信速度の表示がN/Aと出ます(設定できず速度を読み取れていません)。

通信速度を取得する設定を今やったので、最後に表示する設定をしましょう。こっちは完全にコピペでOKです。

最初に無効化した青い下線の部分。その下に、2行を追記して下さい。(下の黄色いマーカー部分)

コピペ用の文字は↓です。

<display prefix="D: " suffix="KB/s" counter="netrece" decimals="0" divide="1024"/>
<display prefix="  ▼▲  U: " suffix="KB/s" counter="netsent" decimals="0" divide="1024"/>

追記したら、保存してメモ帳を閉じて下さい。

そうしたら、タスクバーのPerfmonbarのエリアを右クリックして、「Reload Configuration」をクリックして下さい。

これで設定が読み込まれます。設定お疲れさまでした。

1年近く経ちましたが、使用感は・・・

ひと目で確認できるので素晴らしいですね。

ページの読み込みが遅い時に、そもそも通信が遅いのか、別のプロセスが裏で通信しているのか、タスクバーを見れば分かりますからね。

逆に表示されていないPCを使うとムズムズしてしまいますが笑

結構昔からあったみたいですが、この先もずっとWindowsで使えるようになっていて欲しいですね。

格安SIMでテザリングしている方には超絶おすすめ

自宅の光回線でサクサクインターネッツな方は、このソフトはあまり必要ないかもしれません。

ですが、カフェでデザリングしながら作業、みたいなことをする場合には重宝すると思います。

裏でWindowsUpdateを始めたときには、速攻で止めます。。

ということで、おすすめフリーソフトの紹介でした。

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