4Kで144Hzのモニターに適したグラボは?おすすめモデルを紹介!

グラフィックボード

4Kで144HzのPCモニターを使うと、高解像度で滑らかな映像を楽しむことができますね。

しかし、そのようなモニターをフルに活用するには、それに見合った性能のグラフィックボード(グラボ)が必要です。

では、どのようなグラボが4Kで144Hzのモニターに適しているのでしょうか?

この記事では、発売済みのグラボから、用途や環境を考慮して、おすすめのグラボをいくつか紹介したいと思います。

ゲーム用なら、RTXシリーズ一択

4Kで144Hzのモニターを使う場合、特にゲームをするなら、NVIDIAのRTXシリーズのグラボ一択です。

RTXシリーズは、レイトレーシングという光の反射や屈折をリアルに再現する技術に対応しており、ゲームのグラフィックスをより美しく表現できます。

また、DLSSという人工知能を使って画質を向上させる技術も搭載しており、4kで高いフレームレートを維持できます。

RTXシリーズは、現在購入するなら3000番代と4000番代の2つの世代がありますが、どちらも4kで144hzのモニターに対応しています。

とにかくコスパを求めるなら3000番代か、4000番代の下位モデル

当たり前ですが、RTXシリーズのグラボは性能が高くなるほど、価格も高いです。

そこで、コスパを求めるなら3000番代か4000番代の下位モデルを選ぶと良いでしょう。

3000番代は、2020年に発売され始めた世代で、RTX 3070やRTX 3060 Tiなどがあります。

これらのグラボは、4kで144hzのモニターに対応しており、マイニング需要も落ち着いてきたことから、手頃な価格で手に入ります。

4000番代は、2023年に発売された世代で、RTX 4070やRTX 4060 Tiなどがあります。

これらのグラボは、3000番代よりも性能が向上していますが、若干価格は上がっています。

また4000番代のグラボは、品薄状態で入手困難なものもあります。

性能を求めるなら、4000番代の上位モデル

コスパよりも性能を求めるなら、4000番代の上位モデルを選ぶと良いでしょう。

4000番代の上位モデルには、RTX 4080やRTX 4090などがあります。

これらのグラボは、4kで144hzのモニターに余裕で対応しており、レイトレーシングやDLSSも高いレベルで実行できます。

しかし、これらのグラボは価格が20万円以上と非常に高く、消費電力や発熱も大きいので、冷却や電源にも注意が必要です。

RTX 4070 Superの登場で、発売済みモデルのコスパが良くなっている

2024年1月に、RTX 4070 Superというグラボが登場しました。

このグラボは、4000番代の中間モデルで、RTX 4080よりも性能は劣りますが、RTX 3070よりも性能は上回ります。

価格は10~15万円程度と、4000番代の上位モデルよりも手頃です。

このグラボの登場により、発売済みのモデルの価格が下がり始めました。

特に、RTX 4070や3000番代のグラボは、RTX 4070 Superと競合するため、狙い目になってきました。

コストパフォーマンスの高い、4kで144hzのモニターに適したグラボを探しているなら、RTX 4070 Superや、値下がりしたグラボをチェックしてみると良いでしょう。

おすすめのグラフィックボード

ここまで4kで144hzのモニターに適したグラボについて、様々な観点から紹介しました。

では、具体的にどのグラボがおすすめなのでしょうか?

ここでは、私の独断と偏見で、3つのグラボをランキング形式で紹介します。

3位 とにかく安く4Kで144Hzを!「RTX 3060 Ti」

3位に選んだのは、RTX 3060 Tiです。

このグラボは、3000番代の中では下位モデルですが、4kで144hzのモニターに対応しています。

レイトレーシングやDLSSもサポートしており、ゲームのグラフィックスを美しく楽しめます。

基本的に4Kで144Hzの設定の場合、大体のゲームは(普通・中)設定が限界です。

最高設定でゲームを楽しみたい場合は、Full HDになると思います。

価格は6~8万円程度とRTXシリーズの中では安いので、コスパの高いグラボを探しているならRTX 3060 Tiはおすすめです。

2位 最新のハイコスパモデル!「RTX 4070 Super」

2位に選んだのは、RTX 4070 Superです。このグラボは、2024年1月に発売されたばかりの新製品です。

4000番代の中間モデルで、RTX 4080よりも性能は劣りますが、RTX 3070よりも性能は上回ります。

4kで144hzのモニターにも余裕で対応しており、レイトレーシングやDLSSも高いレベルで実行できます。価格は15万円程度と、4000番代の上位モデルよりも手頃です。

性能とコスパのバランスが良いグラボを探しているなら、RTX 4070 Superはおすすめです。

1位 最高のスペックで最高の体験を「RTX 4090」

1位に選んだのは、RTX 4090です。このグラボは、4000番代の最上位モデルで、現在市場で最も性能の高いグラボの一つです。

4kで144hzのモニターにも圧倒的に対応しており、レイトレーシングやDLSSも最高のレベルで実行できます。

ゲームのグラフィックスを最高に楽しみたいなら、RTX 4090は一択です。

ただし、価格は25万円以上と非常に高く、また、消費電力や発熱も大きいので、冷却や電源にも注意が必要です。

しばらくはストレスのない最高の環境でゲームを楽しめると思いますので、予算や環境に余裕があれば、検討してみてください。

まとめ

この記事では、4kで144hzのモニターに適したグラボについて、様々な観点から紹介しました。

4kで144hzのモニターを使うと、高解像度で滑らかな映像を楽しむことができますが、そのためには、それに見合った性能のグラボが必要です。

グラボの選び方は、ゲーム用かどうか、コスパか性能か、最新モデルか旧モデルかなど、ニーズによって変わります。

私のおすすめは、RTX 4090、RTX 4070 Super、RTX 3060 Tiの順になりますが、最終的には、予算や環境に合わせて自分に最適なグラボを選んでください。

4kで144hzのモニターに適したグラボを探しているあなたに、この記事が参考になれば幸いです。

高性能なパーツを選ぶと、PCケースも大きくなりがちですよね。

ですが、小さいスリムケースにフルサイズのグラボを搭載できるケースというのもあります。

ご興味があれば、以下の記事で紹介していますのでぜひ↓

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