
iPad Air M4は、歴代の流れで数えると第8世代に相当するモデルです。ただし、Apple公式の製品名は「iPad Air(第8世代)」ではなく、11インチiPad Air(M4)と13インチiPad Air(M4)です。
つまり、「何世代か」という質問には「通算では8世代目。ただし公式にはM4モデルと呼ぶ」と答えるのが正確です。中古品や対応アクセサリを選ぶときは、世代数だけで判断せず、M4の表記・画面サイズ・モデル番号を確認しましょう。
結論:iPad Air M4は何世代?
iPad Air M4は、初代iPad Airから順番に数えれば第8世代にあたります。M1搭載の第5世代、M2搭載モデル、M3搭載モデルに続く製品なので、世代の並びとしては8番目です。
一方、Appleのモデル識別ページでは、M4搭載機を「iPad Air 11インチ(M4)」「iPad Air 13インチ(M4)」として掲載しています。第4世代や第5世代のような世代番号を、M4モデルの正式名称としては使っていません。
| 確認項目 | iPad Air M4 |
|---|---|
| 通算の整理 | 第8世代相当 |
| Apple公式の呼び方 | 11インチiPad Air(M4)/13インチiPad Air(M4) |
| 発売年 | 2026年 |
| 搭載チップ | Apple M4 |
「第8世代」と「M4」が混在する理由
iPad Airは、初期のモデルでは「第3世代」「第4世代」「第5世代」のように世代番号で呼ばれていました。第5世代はM1チップを搭載した2022年モデルです。
その後のモデルは、Apple公式のモデル名にチップ名と画面サイズが使われています。2024年はM2、2025年はM3、2026年はM4という表記です。11インチと13インチの2サイズがあるため、「第6世代」「第7世代」とだけ書くよりも、チップ名まで書いたほうがモデルを特定しやすいという事情があります。
なお、M4の「4」はiPad Airの第4世代を意味しません。M4はチップの世代を示す名称です。2020年発売のiPad Air(第4世代)はA14 Bionic搭載で、M4モデルとは別の製品です。
歴代iPad Airの世代とチップを一覧で比較
歴代モデルを発売年順に並べると、M4が8番目に位置することが分かります。M2・M3・M4については、Apple公式の名称と、系譜を分かりやすくするための通算カウントを分けて見てください。
| 発売年 | Apple公式の名称 | 通算で数える場合 | チップ |
|---|---|---|---|
| 2013年 | iPad Air | 第1世代 | A7 |
| 2014年 | iPad Air 2 | 第2世代 | A8X |
| 2019年 | iPad Air(第3世代) | 第3世代 | A12 Bionic |
| 2020年 | iPad Air(第4世代) | 第4世代 | A14 Bionic |
| 2022年 | iPad Air(第5世代) | 第5世代 | M1 |
| 2024年 | 11インチ/13インチiPad Air(M2) | 第6世代相当 | M2 |
| 2025年 | 11インチ/13インチiPad Air(M3) | 第7世代相当 | M3 |
| 2026年 | 11インチ/13インチiPad Air(M4) | 第8世代相当 | M4 |
この表の「第6世代相当」「第7世代相当」「第8世代相当」は、初代から連続して数えた場合の整理です。Apple公式のサポートページや販売ページで確認するときは、M2・M3・M4という表記を優先してください。
iPad Air M4とM3・M2の主な違い
M4はチップとメモリが新しくなったモデル
iPad Air M4は、Apple M4チップ、8コアCPU、9コアGPU、16コアNeural Engineを搭載しています。ユニファイドメモリは12GBで、Apple公式仕様では120GB/sのメモリ帯域幅も案内されています。
Appleの発表では、M4搭載iPad AirはM3搭載モデルより最大30%高速、M1搭載モデルより最大2.3倍高速と説明されています。これはAppleが指定条件で比較した値であり、すべてのアプリや使い方で同じ差になるという意味ではありません。
サイズと容量はM3・M2から大きく変わらない
M4も11インチと13インチの2サイズから選べます。容量は128GB、256GB、512GB、1TBで、Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルが用意されています。サイズやストレージだけではM4とM3・M2を確実に見分けられないため、チップ名やモデル番号を併せて確認しましょう。
通信規格も確認ポイントになる
M4モデルはApple N1ワイヤレスネットワークチップを搭載し、Wi-Fi 7とBluetooth 6に対応しています。CellularモデルはeSIMのみで、物理的なnano-SIMトレイはありません。通信機能を基準に選ぶ場合も、商品名にM4と明記されているかを確認するのが安全です。
iPad Air M4の見分け方
1. 設定アプリの「情報」でモデル名を見る
手元に本体があるなら、「設定」から「一般」内の「情報」を開き、モデル名とモデル番号を確認します。モデル名に「iPad Air」と「M4」が表示されていれば、M4モデルと判断できます。中古品では出品者の説明だけでなく、本体の情報画面や購入時の画面も確認できると安心です。
2. 背面のモデル番号を照合する
Apple公式のモデル識別情報では、M4のモデル番号はサイズと通信方式によって分かれています。
- 11インチ Wi-Fi:A3459
- 11インチ Wi-Fi + Cellular:A3460
- 13インチ Wi-Fi:A3461
- 13インチ Wi-Fi + Cellular:A3462
中国本土向けのCellularモデルにはA3463またはA3464もあります。国内向けの中古品を確認するときは、出品地域も含めて照合してください。モデル番号が一致しない場合は、M4と書かれていても購入を急がないほうが安全です。
3. 色・サイズ・価格だけで決めない
色や画面サイズは、世代を絞るヒントにはなりますが、単独では決め手になりません。特に11インチはM2・M3・M4で選択肢が続いているため、商品画像が似ていることがあります。販売ページでは、商品名、チップ、発売年、容量、型番を順番に確認しましょう。
M4を選ぶべき人とM3・M2で十分な人
M4を選びやすい人
- 最新のAppleシリコンと12GBユニファイドメモリを重視する人
- 動画編集、画像編集、複数アプリの同時利用など負荷の高い使い方を想定する人
- 11インチまたは13インチの現行モデルを新品で選びたい人
- Wi-Fi 7やApple Intelligenceなど、M4の対応機能を使いたい人
ただし、将来のiPadOS対応期間を世代数だけで断定することはできません。長く使えるかを重視するときも、Appleの対応機種情報と、必要なアプリの動作条件を確認してください。
M3・M2も比較候補になる人
- 用途がWeb閲覧、動画視聴、文書作成、軽いノート作成が中心の人
- M4との価格差を容量やアクセサリに回したい人
- すでにM2・M3を持っていて、現在の作業に不満がない人
M2・M3を選ぶ場合は、安さだけでなく、未使用品か中古品か、保証の有無、容量、Cellularの有無を確認しましょう。モデル名の最後にM2またはM3と書かれているかを見れば、M4と取り違えにくくなります。
よくある勘違い
「M4だから第4世代」ではない
M4はチップ名であり、iPad Airの世代番号ではありません。iPad Air(第4世代)は2020年のA14 Bionic搭載モデルです。M4の「4」だけを見て第4世代と判断しないようにしましょう。
iPad Air M4とiPad Pro M4は別物
iPad ProにもM4搭載モデルがありますが、iPad Air M4とはシリーズが異なります。ケース、キーボード、画面仕様、カメラ構成などが同じとは限らないため、アクセサリを購入するときは「iPad Air 11インチ(M4)」または「iPad Air 13インチ(M4)」まで指定してください。
「11インチiPad」と「11インチiPad Air」は同じではない
商品名に「11インチ」とだけ書かれた出品は、iPad Airではない通常のiPadを指す場合があります。M4チップ、Airのシリーズ名、サイズ、モデル番号がそろっているかを確認すると、別シリーズとの混同を避けられます。
まとめ
iPad Air M4は、初代から数えると第8世代相当です。ただし、Apple公式の名称は「第8世代」ではなく、11インチiPad Air(M4)と13インチiPad Air(M4)です。
- 通算では第8世代相当
- 公式表記はiPad Air(M4)
- 発売年は2026年
- 11インチはA3459/A3460、13インチはA3461/A3462が目安
- 中古品・アクセサリ選びでは、M4・サイズ・モデル番号を確認する
「何世代か」だけを覚えるより、Apple公式のM4表記と型番を確認するほうが、M3・M2やiPad Air(第4世代)との取り違えを防げます。


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