PC組み立て代行のおすすめ業者を比較|料金相場と失敗しない選び方

PCケース内部の配線とパーツを確認する組み立て代行の作業風景

「パーツは自分で選びたいけれど、組み立てや初期設定はプロに任せたい」という人には、PC組み立て代行が候補になります。ただし、業者によって組立だけのプラン、OS・ドライバまで含むプラン、持ち込みパーツの扱いが異なります。

この記事では、公式ページで料金と作業範囲を確認できるパソコン工房、ドスパラ、PCワンズ、ツクモを比較します。先に結論を言うと、最安値だけでなく、どこまで作業してもらえるか、追加料金はいくらか、故障時に誰へ相談できるかをそろえて比べることが大切です。

結論:おすすめ業者は依頼したい範囲で決まる

PC組み立て代行のおすすめは、次のように考えると選びやすくなります。

  • 組立と初期設定をまとめて任せたい:OS・ドライバ・動作確認まで含む通常プランを選ぶ
  • 持ち込みパーツを使いたい:持ち込み料、郵送の可否、受付店舗を先に確認する
  • 店舗で相談したい:パーツを持参でき、組立後も相談しやすい店舗型サービスを選ぶ
  • パーツ選びから任せたい:組立代行ではなく、BTOやフルカスタマイズPCも比較する

業者ごとの価格は、組立のみなら1万円前後から、OS・初期設定込みなら2万円前後が中心です。簡易水冷や持ち込みパーツ、追加ストレージ、送料などで変わるため、最終的には構成を伝えて見積もりを取ります。

PC組み立て代行の料金相場

2026年10月29日に各社公式ページで確認した料金例では、標準的な構成の作業工賃は次の範囲に収まります。価格やサービス内容は変更されることがあるため、申し込み前に公式ページを確認してください。

  • 組立・起動確認・BIOS設定まで:1万円〜1.7万円前後
  • OS・ドライバ・初期設定・動作確認まで:1.5万円〜2.6万円前後
  • 持ち込みパーツや特殊な構成:上記に持ち込み料・追加工賃・送料が加算される場合がある

ここでいう料金は作業工賃の目安で、CPUやマザーボード、メモリ、SSD、ケースなどの部品代は別です。Windowsのライセンスを自分で用意するのか、業者の見積もりに含めるのかも確認しましょう。

おすすめ業者を比較

主要な組立代行サービスを、通常料金と作業範囲で比較します。会員価格やキャンペーン価格が表示される場合もありますが、ここでは比較しやすい通常料金を中心に記載しています。

業者 料金例(税込) 主な作業範囲 向いている人
パソコン工房 組立 10,000円
OS・ドライバ込み 20,000円
組立、配線、OS・ドライバのインストールなど。部品代は別 近くの店舗で相談したい人
ドスパラ 簡易 11,000円
通常 22,000円
通常は組立、BIOS、Windows、初期設定、エラーチェック・動作確認。簡易はOS設定なし 作業範囲の異なる2プランから選びたい人
PCワンズ セットアップA 13,000円
セットアップB 15,000円
AはOSなし、BはOS込み。基本構成を超える作業は追加工賃 パーツ購入と構成相談をまとめたい人
ツクモ 簡易 16,980円
組立 26,270円
簡易はOS・動作チェックなし。通常の組立はOS、ドライバ、初期設定、ストレステストまで 初期設定や負荷確認まで依頼したい人

たとえば、パソコン工房は組立のみとOS・ドライバ込みの差が明確です。ドスパラは他店購入の持ち込みパーツがある場合に、簡易22,000円、通常33,000円となる案内があります。PCワンズは基本構成を超える簡易水冷や追加ストレージなどに工賃がかかり、ツクモは会員価格が別に表示されています。

業者別の特徴と向いている人

パソコン工房:店舗で相談しながら依頼したい人向け

パソコン工房のサポートサービスeチケットには、自作PCの組立代行10,000円と、組立代行・OSインストール・ドライバインストールを含む20,000円のメニューがあります。いずれも部品代は含まれず、メーカー製PCやノートPCは対象外です。

全国のパソコン工房・GoodWill店舗で利用できる案内があるため、店舗でパーツを見せながら相談したい人に向いています。自分で用意した部品を使う場合は、部品持込料が発生することがあるため、申し込み前に店舗へ確認しましょう。

パソコン工房のサポートサービスeチケット公式ページで、対象パーツや利用方法を確認できます。

ドスパラ:組立だけか、使える状態までかを選びたい人向け

ドスパラは、BIOS設定と起動確認までの簡易プランと、Windowsインストール、初期設定、エラーチェック・動作確認まで含む通常プランを分けています。自分でWindowsのインストールができるなら簡易、届いてすぐ使える状態まで任せたいなら通常という選び方ができます。

他店で購入した持ち込みパーツには別料金が設定されているため、パーツをすべて自分でそろえる場合は合計金額を確認してください。送料・パーツ代も別と案内されています。組立後のケーブル配線や動作確認まで含めたい人は、安い簡易プランだけで決めないことが重要です。

ドスパラの自作パソコン組立代行公式ページで、料金プランと申し込み方法を確認できます。

PCワンズ:パーツ購入から組み立てまでまとめたい人向け

PCワンズのセットアップAはOSインストールなしで13,000円、セットアップBはOSインストール込みで15,000円です。ケース、CPU、メモリ、マザーボード、ストレージ、ビデオカード、電源など、基本的な構成の組み立てを前提にした料金です。

簡易水冷、ストレージの追加、ファンの増設、持ち込みケースなどは追加工賃の対象になり得ます。パーツを別々の店で購入してから組み立てだけ依頼するより、PCワンズで構成相談とパーツ購入をまとめるほうが、見積もりの条件をそろえやすいケースがあります。

PCワンズのセットアップA公式ページと、サービス案内で、基本料金と追加工賃を確認できます。

ツクモ:OS設定やストレステストまで重視する人向け

ツクモには、組立とパーツの認識確認を行う簡易組立代行と、OS・ドライバのインストール、Microsoftアカウント作成、簡易初期設定、ストレステストまで含むPC組立代行があります。簡易プランはOSインストールや動作チェックを含まないため、作業範囲の違いを確認してください。

公式ページでは通常料金のほか、ツクモモバイル会員向けの料金も案内されています。会員登録の有無で比較条件が変わるため、通常料金だけでなく自分に適用される金額で見積もることが大切です。

ツクモのPC組立代行公式ページで、料金と作業内容を確認できます。

失敗しないPC組み立て代行の選び方

1. 「組立だけ」と「使える状態」の違いを確認する

組立代行という名前でも、作業は業者ごとに異なります。最低限の組立、ケーブル接続、起動確認、BIOS設定までなのか、Windows・ドライバ・初期設定・動作確認まで含むのかを分けて考えましょう。

OSを自分で入れられる人は組立だけでも問題ありませんが、初めての自作PCなら、ドライバや初期設定まで含むプランのほうが到着後の作業を減らせます。

2. 互換性の確認範囲を聞く

見積もり時には、CPUとマザーボードのソケット、メモリ規格、CPUクーラーの高さ、ケースに入るグラフィックボードの長さ、ラジエーターのサイズ、電源容量とコネクターを確認してもらいましょう。

特に、ケースや冷却パーツは「取り付けられるか」だけでなく、ファンの位置、配線の通しやすさ、輸送時の固定まで関係します。業者が確認する範囲と、パーツ変更が必要になった場合の連絡方法を決めておくと安心です。

3. 持ち込みパーツの料金と受付方法を確認する

持ち込みパーツに対応していても、1点ごとの持ち込み料、他店購入品の割増、郵送時の送料、持ち込み不可の部品が設定されている場合があります。パーツを自分で用意するなら、型番と購入先を一覧にして、見積もりに添付すると確認がスムーズです。

店舗受付なのか、宅配で送れるのか、ケースやガラスパネルに特別な送料がかかるのかも、料金表だけでは分からないことがあります。公式ページだけで判断せず、依頼先から返ってきた見積もりを基準に比較しましょう。

4. 動作確認と保証の範囲を分けて見る

「動作確認済み」と書かれていても、起動確認だけなのか、OS・ドライバのインストール後まで確認するのか、負荷テストをするのかは異なります。確認項目と、結果をどのように受け取れるかを確認してください。

また、組立作業の保証と、各パーツのメーカー保証は別です。初期不良が出たときに、部品の取り外し・再取り付け・送料を誰が負担するかまで確認すると、後から追加費用になりにくくなります。

5. 追加料金込みの総額と納期を見積もる

比較する金額は、作業工賃だけでなく、部品代、OS、持ち込み料、追加工賃、送料を合計した金額にします。簡易水冷、追加ストレージ、ファン増設、特殊なケースなどがある場合は、標準料金から外れる可能性があります。

納期も、パーツの在庫、持ち込みパーツの到着、検査内容で変わります。希望日がある場合は、申し込み前に「いつまでに発送または受け取り可能か」を確認しましょう。

PC組み立て代行とBTOはどちらが向いているか

PC組み立て代行とBTOは似ていますが、出発点が違います。

  • 組立代行:自分で選んだパーツを使い、組立・設定・動作確認を任せる
  • BTO:用意された構成を選び、販売店のパーツ調達、組立、保証をまとめて受ける

ケースや電源、冷却パーツまで細かく選びたい人、すでに購入済みのパーツを使いたい人は組立代行が向いています。一方、パーツの相性を自分で判断するのが難しく、故障時の窓口を一つにしたい人はBTOを選ぶと比較が簡単です。

「自作PCらしい構成にしたいが、互換性の判断は相談したい」という場合は、パーツ販売と組立をまとめて依頼できる業者のフルカスタマイズサービスも候補になります。

まとめ:見積もりで作業範囲と追加料金をそろえて比較する

PC組み立て代行の料金は、組立だけなら1万円前後から、OS・初期設定・動作確認まで含めると2万円前後が目安です。ただし、持ち込みパーツ、追加工賃、送料、OSの有無で総額は変わります。

業者選びでは、次の順番で確認しましょう。

  1. 組立だけか、OS・ドライバ・初期設定まで必要かを決める
  2. 持ち込み料、追加工賃、送料、部品代を含む総額を出す
  3. 互換性確認、動作確認、保証、納期を見積書で確認する
  4. 公式ページの最新料金と申し込み条件を確認して依頼する

料金の安さだけでなく、完成後にどこまで使える状態にしてくれるかまでそろえて比較すれば、自分の知識や時間に合うPC組み立て代行を選びやすくなります。

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