Celeron N4020でゲームはできる?遊べるゲームと快適にする設定を解説

低消費電力ノートPCで軽量ゲームの画質設定を確認するイメージ

結論から言うと、Celeron N4020は2D中心の軽いゲームなら、解像度と画質を下げることで遊べる可能性があります。一方で、Apex Legendsのように専用グラフィックボードを必要とする現代的な3Dゲームや、高いフレームレートを狙うゲームには向きません。

Celeron N4020は2コア2スレッドとIntel UHD Graphics 600を搭載する省電力CPUです。ゲームの種類だけでなく、PC側のメモリ容量、ストレージ、ドライバー、冷却状態でも結果が変わります。この記事では、遊べるゲームの目安と、N4020搭載PCで最初に試したい設定を整理します。

Celeron N4020でゲームはできる?先に結論

Celeron N4020でゲームができるかは、ゲームの描画負荷で分けると判断しやすくなります。

ゲームの種類 目安 考え方
2D・軽量インディー 候補にしやすい 公式最低要件を確認し、低解像度・低画質から試す
軽い3D・古いタイトル タイトル次第 CPU・GPU・メモリの必要要件を個別に確認する
現代的な3D・対戦ゲーム おすすめしない 専用GPUや4コア以上を求めるタイトルが多く、設定だけでは解決しにくい

「起動できる」と「快適に遊べる」は別です。最低要件を満たしていても、場面転換やエフェクトが増えたときに処理が重くなることがあります。FPSを一律に断定せず、遊びたいゲームの公式動作環境と自分のPC構成を照合してください。

Celeron N4020のスペックからゲーム性能を判断

Intel公式仕様から、ゲーム性能に関係する項目を抜き出すと次の通りです。

項目 Celeron N4020 ゲームへの影響
コア/スレッド 2コア/2スレッド ゲームと他の処理を同時に動かす余裕が小さい
ベース周波数 1.10GHz 常時2.80GHzで動くという意味ではない
Burst周波数 最大2.80GHz 条件が整ったときの上限で、処理内容や温度で変わる
キャッシュ 4MB CPUが近くで使うデータ領域
内蔵GPU Intel UHD Graphics 600 映像を描画するが、専用グラフィックボードではない
最大メモリ 8GB PC本体の実装が4GBか8GBか、増設できるかは別に確認する
TDP 6W 省電力を重視した設計で、持続的な高負荷向けではない

UHD Graphics 600はCPU内蔵グラフィックスです。ゲーム用の専用VRAMを持つGPUと同じように考えず、システムメモリやPCの冷却条件の影響を受ける構成だと理解しましょう。Intel公式ページではN4020の製品ステータスが「Discontinued」とされているため、今からゲーム専用PCを選ぶ基準としてN4020を採用するより、遊びたいタイトルの推奨環境から新しい構成を探す方が安全です。

Celeron N4020で遊べるゲームの目安

具体的なゲーム名を確認すると、N4020の得意な範囲が見えてきます。ただし、以下は公式最低要件が比較的軽いタイトルを候補として挙げるもので、N4020搭載PCでの実測結果を示すものではありません。

Terrariaは軽量な2Dタイトルの候補

SteamのTerraria Windows版必要環境は、2.0GHzのプロセッサー、2.5GBのメモリ、128MBのビデオメモリ、Shader Model 2.0以上などです。2Dのゲームで、現代的な3Dタイトルより描画負荷を抑えやすいため、N4020搭載PCで確認する候補にできます。

ただし、N4020の1.10GHzはベース周波数で、2.80GHzはBurst周波数です。数値だけを単純に比較せず、PCのメモリ容量、解像度、ゲーム内のエフェクト、バックグラウンドアプリを含めて判断してください。

Stardew Valleyも最低要件を確認しやすい

Stardew ValleyのSteam掲載の最低要件は、2GHzのプロセッサー、2GBのメモリ、256MBのビデオメモリ、Shader Model 3.0以上などです。こちらも軽量な2Dゲームの例ですが、最低要件を満たすことだけで動作の滑らかさまで保証されるわけではありません。

SteamクライアントやWindowsの対応条件も変わることがあります。ゲーム本体の要件だけでなく、現在使っているOSと配信プラットフォームの条件も購入・インストール前に確認しましょう。

ブラウザーゲームや軽量インディーは負荷を確認する

ブラウザーゲームや軽量なインディーゲームは候補にしやすい一方、ゲームそのもの以外にブラウザーのタブ、広告、動画、拡張機能もメモリとCPUを使います。ゲームを開く前に不要なタブを閉じ、プレイ中は動画再生や大きなダウンロードを止めると、原因の切り分けがしやすくなります。

Apex Legendsなど重い3Dゲームが厳しい理由

Apex LegendsのEA公式PC必要動作環境では、CPUにIntel Core i3-6300 3.8GHzまたは同等、メモリ6GB、GPUにNVIDIA GTX 950またはAMD Radeon HD 7790、GPUメモリ2GBなどが示されています。

確認項目 Apex Legendsの必要環境 N4020搭載PC
CPU Core i3-6300など 2コア2スレッド、最大2.80GHzのN4020
メモリ 6GB PC本体は4GBまたは8GBなど、機種ごとに異なる
GPU GTX 950またはRadeon HD 7790、GPUメモリ2GB UHD Graphics 600の内蔵GPU

この比較から、N4020搭載PCをApex Legends用に選ぶのは現実的ではありません。仮にゲームが起動しても、対戦中の安定性や操作の応答性まで快適になるとは限りません。ほかの3Dゲームでも、専用GPU、4コア以上のCPU、8GB以上のメモリを推奨している場合は、N4020の設定変更だけで解決しようとしない方がよいでしょう。

Celeron N4020でゲームを快適にする設定

N4020搭載PCで軽量ゲームを試すときは、次の順番で負荷を下げます。設定名はゲームによって異なります。

  1. 解像度を下げる:まず1280×720前後を試し、画面が小さすぎる場合だけ一段ずつ戻します。
  2. 画質プリセットを低にする:低設定を選び、描画距離、影、反射、パーティクル、エフェクトを下げます。
  3. アンチエイリアスを無効にする:輪郭の滑らかさより描画負荷を優先する場合に確認します。
  4. フレームレートを制限する:ゲーム側に上限設定があれば、まず30fpsなど控えめな目標から試します。
  5. 不要なアプリを閉じる:ブラウザー、録画ソフト、ランチャー、オーバーレイ、同期アプリを終了します。
  6. 電源と冷却を確認する:ACアダプターを接続し、吸気口・排気口をふさがず、PCメーカーの電源モードを確認します。

設定を下げても操作が遅れる、画面が大きく止まる、PCが熱で動作を抑える場合は、そのゲームがN4020の範囲を超えている可能性があります。解像度だけを下げ続けるより、タイトルの最低要件をもう一度確認してください。

設定以外に確認したいメモリ・SSD・OS

メモリは4GBか8GBかを確認する

N4020の最大メモリは8GBですが、搭載PCが必ず8GBとは限りません。4GBのPCではWindows、ゲーム、ランチャーを同時に動かすだけで余裕が少なくなります。増設できるかどうかはPCの仕様によって異なり、ノートPCではメモリが基板に固定されている場合もあります。

SSDはロード時間を改善してもGPUにはならない

SSDはゲームの起動やステージ読み込み、メモリ不足時の待ち時間を短くできる可能性があります。しかし、SSDに交換しただけで内蔵GPUの描画性能やCPUのコア数が増えるわけではありません。ゲーム画面の重さが原因なら、解像度や画質、ゲーム自体の要件を優先して見直します。

OS・ドライバー・メーカー仕様も確認する

ゲームの対応OS、64bit要件、DirectXやグラフィックスドライバーの条件を確認します。ドライバーはまずPCメーカーのサポートページにある機種別の案内を優先し、更新後に問題が出た場合は元の構成へ戻せるよう復元方法も確認しておくと安全です。

買い替えを考える目安

遊ぶゲームがTerrariaやStardew Valleyのような2D中心で、低設定でも問題ないなら、N4020搭載PCを軽量ゲーム用として使い続ける選択肢があります。メモリ容量、SSDの有無、OSの対応、冷却状態を確認し、不要なアプリを減らして使います。

一方で、Apex Legendsのような対戦3Dゲーム、最新の3Dゲーム、高画質や高いリフレッシュレートが目的なら、PC全体の買い替えを検討します。N4020だけを新しいCPUへ交換する構成は一般的なノートPCでは現実的でないため、CPU・GPU・メモリ・電源・冷却をまとめて確認できるPCを選ぶ方が判断しやすくなります。

CPUの世代やコア数をゲーム以外の用途も含めて比較したい場合は、Celeron N4000の性能比較も参考になります。N4020と同じく型番だけで判断せず、メモリやストレージを含む構成で比べてください。

仕様・動作要件の確認先

ゲームの最低要件、対応OS、価格、配信状況は更新されることがあります。インストールや購入の前に、各公式ページで最新情報を確認してください。

まとめ

Celeron N4020でゲームをするなら、2Dや軽量なインディーゲームを中心に考えるのが現実的です。TerrariaやStardew Valleyのように公式最低要件が軽いタイトルは候補になりますが、実際の動作はメモリ容量、ストレージ、ドライバー、冷却状態で変わります。

まず公式動作環境を確認し、1280×720前後、低画質、影やエフェクトの削減、不要アプリの終了、電源接続を試します。専用GPUを必要とする3Dゲームや高いフレームレートが目的なら、設定だけで解決せず、ゲームの推奨環境を満たすPCへの買い替えを検討しましょう。

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